苫米地博士が4月末日に出した新刊がこちら。
 『日本人の99%が知らない戦後洗脳史
 嘘で塗り固められたレジーム 』 ヒカルランド
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表紙・・・苫米地博士、太ったよなあ。
私は2012年の細身で超カッコいい博士の顔を知っているだけに、
非常に複雑な心境です。ぐっすん。

それはそうと、肝心なのは中身です。
私は下手だと叩かれようが書評をする女。今回も恐れずにGO!
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◯億ドルとか、◯◯兆円というどでかい規模の話がつづく、
壮大なノンフィクションです。

「無知は罪」です。
皆様、日本の歴史をつくる一員たる責任というものを
認識なさっておられるならば必読の書です。

中身を読んでいて、苫米地博士のいつだったかの講義だったか
どこかの本でだったか、ネット配信だかで聴いたぞ、 この話。
でも今回の本で良かったところは、登場人物が写真入りで、
事件がキッチリと時系列だって語られているところ。

特にBISの設立経緯や仕組み、そのお金の流れについて分かりやすく、
根本の部分から詳細に解説されていて、読むのに時間がかかりました。

そもそも副題にある「レジーム」とは、フランス語由来の単語でして、
 政治制度、管理体制、その支配期間、統治・管理
または医学で食事の養生規則や投薬計画、を意味します。

私は祖父母から、祖父母の世代とその父母の世代の話を
ほんのチョッピリ小耳に挟んだだけですので、
たしかに日本人の99%が戦後史の重要な部分を知らずにいると思います。
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ちなみに、私の母方の祖父の父親は日本郵船に勤めていて、
祖父と祖父の弟は中国の天津・南京で生まれています。
母方の祖父は南満州鉄道の調査員でした。帰国後に大学教授となった。
親戚には横浜正金銀行の社員もいました。
これらの会社、政府、皇室をめぐるお金の話もこの本の中には出てきます。

私の両方の祖父は農地改革で土地を失った地主側。
私の祖父二人は家に残された「頭脳」で仕事をしてきたクチです。
財産は奪われても、つけた知識、つまり頭の中は残るのです。


この本は第二次世界大戦を具体的な金額と流れを追って、
戦後体制を分析しておられて、とても明解です。
「そもそもの問題は金(カネ)」なの、と言ってしまえばそれまでですが。
規模がでかいのです。

見てないふりしてすまされるものではないのよ、という警告だと
私は捉えました。 
=まゆみより=